プログレス個別教室

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夏期講習、頑張ってます!

さて、夏期講習が始まって1週間が経ちました。

中3生は毎日、長時間、頑張ってくれています。

 

そんな中で・・・少し気になったこと・・・。

やはりというか、疑問詞を使った文が苦手な子が多いですね。

例えば、

 

I have five pens in my pocket.

 

という文、下線部をたずねる疑問文を作ってみましょうと言われた場合、できるでしょうか。

 

How manyを使うところまではできている子が多いです。

 

しかし!その後に、pensを抜かす! Iを youに変えていない! 

そして・・myをyourに変えてない!など・・どれか一つが抜けている子を見かけます!

 

ささっと解いて安心するのではなく、必ず、まだ何か忘れていないかをチェックしましょう!

 

How many ①pens ②do ③you④ have in⑤ your pocket ?

 

チェックすべきポイントは全部で5箇所です!

慣れるまではゆっくりで構いません。

間違えないようにしっかり解くように心がけましょう!

今日は何の日~6月23日~(3)

前回の続きです。

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沖縄戦

 沖縄戦に関しては、真偽不明のことがらも含めて様々な出来事があったとされています。

もちろんこれに関して検証するのも興味深い勉強になるのではないかとは思いますが、

今回は私自身の知識不足も含めて、これらを扱うのは避けておこうかと思います。

 

 その中でも、根本的に「沖縄戦ではなぜ民間人の犠牲が出てしまったのか。」という問題については、この問題自体もですが、

そもそもの問題として「戦争に、民間人が巻き込まれるのは問題ないのか。」という問題点も重要になってきます。

 

 「何言ってるの?戦争は民間人も巻き込まれるからやっちゃダメなんでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、

実は戦争に関しても明確にルールが決まっており、本来はそのルールに沿って戦闘行為を行う必要があるものです。

 

そのルールとは、難しい用語を使えば「戦時国際法」と言い、陸戦規定、海戦規定、空戦規定と様々あるのですが、

民間人の扱いに関しては主に陸戦規定、空戦規定の中で決められており、特に硫黄島の戦いや沖縄戦の段階ででも決まっていたルールとしては有名なものとして「ハーグ陸戦条約」というものがあります。

 

 それではこのハーグ陸戦条約では民間人の扱いはどうなっているか、少し見てみましょう。

 

  • 第1条:戦争の法規、権利、義務は正規軍にのみ適用されるものではなく、下記条件を満たす民兵義勇兵にも適用される。
    1. 部下の責任を負う指揮官が存在すること。
    2. 遠方から識別可能な固有の徽章を着用していること。
    3. 公然と兵器を携帯していること。
    4. その動作において、戦争法規を遵守していること。
  • 第2条:未だ占領されていない地方の人民でありながら、敵の接近にあたり第1条に従って編成する暇なく、侵入軍隊に抗敵するため自ら兵器を操る者が公然と兵器を携帯し、かつ戦争の法規慣例を遵守する場合はこれを交戦者と認める。
  • 第3条:交戦当事者の兵力は、戦闘員及び非戦闘員をもってこれを編成することができ、敵に捕らえられた場合は二者ともに等しく俘虜の扱いを受ける権利を有する。
  • 第22条:交戦者は害敵手段の選択につき、無制限の権利を有するものではない。
  • 第23条:特別の条約により規定された禁止事項のほか、特に禁止するものは以下の通り。
    1. 毒、または毒を施した兵器の使用。
    2. 敵の国民、または軍に属する者を裏切って殺傷すること。
    3. 兵器を捨て、または自衛手段が尽きて降伏を乞う敵兵を殺傷すること。
    4. 助命しないことを宣言すること。
    5. 不必要な苦痛を与える兵器、投射物、その他の物質を使用すること。
    6. 軍使旗、国旗その他の軍用の標章、敵の制服またはジュネーヴ条約の特殊徽章を濫りに使用すること。
    7. 戦争の必要上、やむを得ない場合を除く敵財産の破壊または押収。
    8. 相手当事国国民の権利及び訴権の消滅、停止または裁判上不受理を宣言すること。

交戦者はまた相手当事国の国民を強制して本国に対する作戦行動に加わらせることができない。戦争開始前その役務に服していた場合といえどもまた同じ。

  • 第24条:奇計、敵情報、地形探査に必要な手段の行使は適法。
  • 第25条:防守されていない都市、集落、住宅または建物は、いかなる手段によってもこれを攻撃または砲撃することはできない。
  • 第26条:攻撃軍隊の指揮官は、強襲の場合を除いて、砲撃を始めるに先立ちその旨官憲に通告するため、施せるだけの一切の手段を尽くさなければならないものとする。 

 

いろいろと引用しましたが、要は「沖縄戦の民間人殺傷は戦時国際法違反である可能性が高い。」ということです。

そして本来ですと、戦時国際法に違反した者は、戦争犯罪を犯した者としてそれぞれの国における軍法会議や相手国による軍事裁判において処罰されることとなります。

もちろんこのハーグ陸戦条約そのものに関しても様々な異論があることは確かです。

例えば民間人と言えども、交戦者が民間人に扮して(偽装して)いる場合等は、その疑いのある者に対して攻撃を加える必要性は出てくるでしょう。

 

また、第二次世界大戦に関してはそもそもこのハーグ陸戦条約の適用は無いという主張もあります。

根本的には、沖縄戦の中においてや、あるいは東京大空襲、広島・長崎への原爆投下に関しても戦争犯罪であり、処罰されるべき対象であるとの主張もあります。

 

 このように、攻撃を加える側としても民間人は戦闘に巻き込まないようにする必要があるという法律があるということです。

したがって、戦争とは本来は戦闘員のみによって行われるべきで、民間人は巻き込まれるべきではないということも言えます。

(もっとも、まさにこの第二次世界大戦、太平洋戦争を契機に総力戦という考え方、

あるいは核兵器の開発というようにこの前提はほぼ崩れることとなったという点が、問題を複雑にしていると言えます。)

 

 こうした規定に基づいて、硫黄島の戦いでは現地の民間人がしっかりと避難を済ませたあとに戦闘が始まったという点では

日本軍、アメリカ軍ともにフェアな戦いであったということが言えるでしょう。

 

しかしながら、沖縄戦においてはこの民間人の避難が上手く行かなかったという点が「悲劇の沖縄戦」を生んだ大きな理由の1つであったと言えます。

それでは「なぜ、沖縄戦では民間人の避難が上手く行かなかったのか。」という点においては、様々な理由が考えられますが、

その1つとしては「アメリカ軍の上陸、侵攻が日本軍の予想進路に反して行われた。」という点でしょうか。

 

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沖縄市役所『沖縄戦の実相』https://www.city.okinawa.okinawa.jp/heiwanohi/2524/2526より引用)

 

 日本軍は当初、「アメリカ軍は沖縄本島の一番南の海岸から上陸してくる。」との目論見のもと、

沖縄南部の民間人を中心に北上させるかたちで避難をすすめていました。

 

しかし、実際にアメリカ軍が上陸したのは沖縄本島の中部付近、今で言う読谷村のあたりの海岸からでした。

これにより、南部から北に向かって避難をすすめていた民間人は完全に行く手を阻まれたかたちとなり、

戦闘に巻き込まれることとなったという経緯があります。

 

もちろんこれ以外にも様々な要因により、民間人が悲惨な戦闘に巻き込まれたという歴史的事実はありますが、

これについては中学生、高校生の方も比較的、よくご存知でいらっしゃるようですので敢えてここで言及することは避けておきます。

今日は何の日~6月23日~(2)

 前回の続きです。

 

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硫黄島の戦い

 硫黄島といえば、最近では2006年にクリント・イーストウッド監督によって『父親たちの星条旗』、『硫黄島からの手紙』という映画が作られ、

日本が誇るハリウッド俳優である渡辺謙さんが日本軍の最高司令官であった栗林忠道大将を演じられたのが記憶に新しいですね。

また、写真としてはこの写真の方が有名でしょうか。

 

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https://www.sankei.com/photo/images/news/160826/sty1608260001-p1.jpg

 

硫黄島の南にある摺鉢山(すりばちやま)という山のてっぺんに、アメリカ軍の兵士が自国の国旗(星条旗)を掲げる場面をおさめた写真です。

これはすなわち、日本軍がアメリカ軍に負け、硫黄島の陥落が決定した瞬間であったと言えます。

 

 ちなみに、イーストウッド監督の映画の邦題は『硫黄島からの手紙(いおうじまからのてがみ)』ですが、

地名としては「いおうとう」が正しく、歴史的事象としても硫黄島の戦いについては「いおうとうのたたかい」と読むのが正しいです。

 

 もちろんこの硫黄島(いおうとう)は東京都小笠原諸島の島を指す地名ですが、硫黄島(いおうじま)という島も、

鹿児島県大隅諸島の島として存在しますので「いおうじま」と読んでしまうと鹿児島県の島を指すことになってしまいます。

地名は津々浦々、判読が難しいものもたくさんありますが、正しい読み方を覚えておきたいところですね。

 

 硫黄島の戦いは、1945年2月19日に始まり、同年3月26日に終結した戦いです。

沖縄戦が1945年3月26日から始まり、6月23日に終結したことを踏まえると、沖縄戦よりも前に行われた地上戦であったことがお分かりいただけるでしょう。

硫黄島の戦いと沖縄戦に関して、地上戦であるということはどちらの戦闘においても共通することではあるのですが、

大きな違いとしては「民間人が巻き込まれたかどうか。」という点です。

 

 硫黄島には1940年代当時は約1000人の住民が生活していたと言われています。

もちろん沖縄戦の舞台となった沖縄本島とは人口規模は全く異なりますが、

硫黄島の戦いに先駆けて、この島民の方たちは皆、他の地域に避難しており、

従ってこの硫黄島の戦いでは地元島民の犠牲者が出なかったという点が沖縄戦との違いであると言えます。

 

 その他、なぜアメリカが真っ先に硫黄島を狙ったのか、あるいはどうして日本は硫黄島を死守しようとしたのか。

これらについては今回、詳しくは触れませんが少なくとも硫黄島は日米両軍にとって重要な島であったということが言えます。

 

 最終的には写真にもあるように硫黄島は陥落、日本軍は玉砕し、アメリカ軍の手に渡ることとなりました。

アメリカ軍は、当初この硫黄島は5日間で攻め落とせると考えてこの戦いに突入しました。

すなわち、5日間で日本軍を殲滅(せんめつ)できると考えていたわけです。

 

 しかし実際にはこの硫黄島の戦いは36日間にも及びました。

実はこの「陥落まで何日かかったか」という点はまさに硫黄島の戦いの最大のポイントであったと言えます。

これ以上は興味がある方はぜひ調べてみて下さい、先生に聞いて頂ければお話します。

 

次回に続きます。

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今日は何の日~6月23日~(1)

今日は何の日~6月23日~

 

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 前回の2月26日は何の日か分かりやすかったかと思いますが、今回は6月23日についてです。

これは何の日でしょうか。

 

 ご存知の方もいらっしゃるでしょう、1945年にいわゆる沖縄戦終結した日です。

正確には、沖縄における日本軍とアメリカ軍の組織的な戦闘が終結した日ということになります。

 

 沖縄戦についても、この用語そのものは中学校の歴史の教科書に載っていますし、

ちょっと前までの中学校は沖縄に修学旅行に行くのがある種、流行りだったようです

(最近は時期と天候の問題や、飛行機等の旅費の問題などから残念ながら沖縄修学旅行を実施している学校は少ないようですが・・・)。

 

 「まーたそんな暗い話題持ちだして・・・。」、「たまには楽しい話題はないの?」と思う人もいるかもしれませんが、

歴史から学ぶ、失敗から学ぶということは非常に重要なことです。もう少しご辛抱ください(笑)

 

 また、戦争に関してはそれを扱うことそのものがタブー視されている風潮もあり、「教育的題材にはふさわしくない!」とお怒りの方もいらっしゃるかもしれません。

確かに戦争、特に自国のこうした太平洋戦争については理解するのが非常に難しい歴史的出来事です。

とりわけ、沖縄戦に関してとなると、現代にも残る様々な問題とも密接に関係することですのでいっそう、考えるのが難しくなる問題であると言えます。

 

 恥ずかしながら、私自身も戦争について、特にこの太平洋戦争について「ちょっとは理解できるようになってきたかなあ。」と実感できたのは大学進学後でした。

特に高等学校までの、教科書や学校の先生の授業を中心とした一面的な学習では、「戦争とは何なのか。」、「どうして戦争が起こったのか。」、「なぜ勝ったのか / 負けたのか。」などということはなかなか理解できません。

そういう点では、戦争についてでもなんでも、自発的に様々な観点からものごとを考える勉強ができるという点もまた、大学に進学する意味と言えるのではないでしょうか。

 

 閑話休題。この沖縄戦については、私も社会の授業をするときには、次の2点をキーワードとしてしっかり結びつけるように指導しています。

 

① 地上戦であったこと。

② 民間人を巻き込む大規模な戦闘であったこと。

 

 社会のテストでは、沖縄戦を解答する問題では必ずと言っていいほど、この2点が手掛かりとなります。

 

 ①の「地上戦であったこと。」については、太平洋戦争であれば例えば硫黄島の戦いなどでも熾烈な地上戦が展開された歴史もあります。

今回、沖縄戦を語る上でもこの硫黄島の戦いについても同時に触れないわけにはいきませんのでまずはこれからお話したいと思います。

 

 ②の「民間人を巻き込む」戦闘であったことについては、例えば東京大空襲や、広島・長崎への原爆投下等についても民間人を巻き込む攻撃であったと言えるところですが、

日本軍とアメリカ軍が直接的に戦闘状態にあり、そこに民間人が巻き込まれたという図式においては沖縄戦の大きな特徴であったと言えるのではないかと思います。

 

 これについても、なぜ民間人が巻き込まれることとなったのかという点、あるいはそもそも戦争に民間人が巻き込まれるとはどういうことなのかという点も踏まえてお話します。

 

 次回に続きます。

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誌上授業 第2回 ―現在完了―(3)

最後に、簡単なまとめとして応用内容を少し紹介しておきます。

 

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◆第6回:過去完了形

 

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 会話、とりわけ日本語の会話では、「過去の1点までずっと続いていたこと」や、

「過去から見てさらに過去にさかのぼったこと」を何気なく表現することもあると思います。

 

例えば

 

「私、2年前までずっとピアノ習ってたよ。」

 

ですとか

 

「僕は今日学校で、昨日のサッカーの試合のことを友達と話しした。」

 

などです。

 

前者は2年前という過去の時点からピアノを習っていたのは更に過去の話であり、

後者は今日の学校であった会話が過去のお話、そこから更にさかのぼって昨日のサッカーの試合のことは過去のさらに過去のお話ですね。

 

日本語では、そうしたお話についても過去の表現の一環として表すかと思いますが、

英語では過去1点の話と、それ以前の話とではどちらが昔の話なのか?

をしっかりと区別して、過去形とはまた違った書き方、表現をします。

 

それが過去完了形と呼ばれるものです。

 

過去完了形については、詳細は高校以上の英文法で学習しますので今回は詳細な解説はしません。

簡単に形式だけ説明しておくと現在完了がhave / has + 過去分詞で作るのに対して、

過去完了はhad + 過去分詞という形になります。

 

但し、この過去完了形については公立中学校の定期テストででも、また公立高校入試にも絶対に出題されませんので、

高校入学後にしっかりと学習してもらえれば良いのではないかと思います。

 

今むしろ重要なのが、こうした表現の仕方もまた別にあるということを知識としてしっておいた上で、

より現在完了形、過去形についての理解を深めていくということではないかと思います。

誌上授業 第2回 ―現在完了―(2)

遅くなりましたが、前回の続きになります。

 

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◆第4回:現在完了形の文でよく使う表現 / 使えない表現

 

現在完了形
 

現在完了の文は「昔も、今も、同じ状態である。 / 同じ動作が続いている。」という内容の文を表すときに用いる文法である。

 

というお話は前回しました。

それは上の図でもよく理解してもらえるかと思います。

図では、現在完了形は赤い矢印で表していますがその始点(矢印のはじめの部分)を強調したり(継続用法)、過去から現在に延びる矢印のなかで何回分かを強調したり(経験用法)、むしろ矢印の終点を強調したり(完了用法)など、各用法において様々な補足をするために、様々な表現が用いられます。

ここでは、各用法ごとにその表現を見ていきましょう。

 

① 継続用法

 継続用法では、文の最後に「~の間」や、「~から」という意味の語句を書いて「いつから継続しているのか」という起点を強調する場合が多いです。

「~の間」という表現は”for ~”、「~から」という表現は”since ~”という語を使います。

 

・”for”を使う表現

普通、”for”という単語は、(=~のために)という意味で使われますが、現在完了形の文で、始点を決めるために使われる”for”については、(=~の間)という意味になります。

この”for”の後には、期間を表す語句が続きます。

 

for a week(=1週間)

for two hours(=2時間)

for three months(=3ヶ月間)

for four years(=4年間)

for a long time(=長い間)

 

・”since”を使う表現

sinceについては、現在完了を習うまではなかなか使う機会のなかった単語かもしれませんが、完了形の文を表す際はよく使われる単語ですので、まずはここで現在完了で使われる代表的な表現を覚えておいて下さい。

 

since last year(=去年から)

since then(=そのときから)

since 1998(=1998年から)

since I was a child(=私が子供の時から)

 

② 経験用法

 経験用法においては、過去から現在に至るまでに何回、「~したことがある」のかを表現するために様々な表現が用いられます。

 

before(=以前に)

once(=一回、一度)

twice(=二回、二度)

three times(=三回、三度)

four times(=四回、四度)

many times(=何回も、何度も)

 

・”never”

 “never”については否定文の中で”not”の代わりに使う単語として考えてもらえれば良いかと思います。

意味としては、”not”を使うよりも”never”を使うほうが「一度も~したことがない」

という強い意味が出ます。

この”never”については、「have + 過去分詞」の過去分詞の前に置くことになります。

一つ、例文を挙げておきます。

 

I have never read the book.

(=私は一度もその本を読んだことがありません。)

 

・”ever”

 ”ever”は中学校レベルの文の中では、主に疑問文の中で使います。

この”ever”についても”never”と同様、「have + 過去分詞」の過去分詞の前に置き、意味としては「今までに」という意味になります。

これに関しても例文を1つ挙げておきます。

 

Have you ever been to Tokyo?

(=あなたは今までに東京に行ったことがありますか。)

 

③ 完了用法

 完了用法では、動作、状態の起点よりはむしろ終点の方に重きが置かれますので、終点を強調する語句・表現が使われる場合が多いです。

 

・”just”

 “just”については肯定文の中で用い、「ちょうど」という意味を表します。疑問文や否定文の中では使えません。

「今ちょうど、その動作・状態が終わった。」という意味を表すことが出来るわけですね。

この”just”についても、「have + 過去分詞」の過去分詞の前に置くことになります。

例文を挙げておきましょう。

 

I have just finished my homework.

(=私はちょうど、宿題を終えたところです。)

 

・”already”

 ”already”についても肯定文の中で用い、「もう、すでに」という意味を表します。疑問文や否定文の中では使えません。

「もう / すでにその動作・状態は終わってしまっている。」という意味を表すことが出来るわけですね。

この”already”についても、”just”同様、「have + 過去分詞」の過去分詞の前に置くことになります。

例文を挙げておきましょう。

 

He has already eaten lunch.

(=彼はもう、昼食を食べてしまいました。)

 

・”yet”

 ”yet”については疑問文・否定文の中で用い、疑問文の中では「もう」という意味、否定文の中では「まだ」を表します。疑問文と否定文では意味が変わることに気をつけないといけない単語ですね。

この”yet”については、疑問文であっても否定文であっても必ず文の最後に置きます

疑問部と否定文、1つずつ例文を挙げておきましょう。

 

I have not finished my homework yet.

(=私はまだ、宿題を終えていません。)

 

Have you finished your homework yet?

(=あなたはもう宿題を終えてしまいましたか。)

 

④ 完了形では使えない語句・表現

 現在完了のみならず、完了形は時間の幅を表すことの出来る文法ですので、例えば「昨日だけ」の話や「先週だけ」の話は現在完了で表すことはできません。現在完了では必ず「○○から今まで」を表す時間の幅が無いといけないわけですね。

 

以下、現在完了の文では使えない表現をいくつか挙げておきます。

 

yesterday(=昨日)

last week [year, night](=先週、昨年、昨晩)

in 2015(=2015年に)

~ ago(=~前)

When ~?(=いつ~?)

 

※例えば"since two years ago"などのように、since等と組み合わせて、この辺の表現を無理やり使おうと思えば、文法的には一見正しそうな表現を作ることはできますが、

"since two years ago"はコミュニケーション上の表現や、会話的な用法としてはかなり「違和感」のある表現ですので、こうした表現は全く使われません。

「2年前から」と表現したいときは素直に”for two years”としましょう。

 

◆第5回:現在完了形と過去形の違い

 これに関しては、これまでのお話の復習ですね。

 

・現在完了形・・・過去から現在までつながりのある動作・状態を表す場合に用いる。

・過去形・・・単に過去の話を表す場合に用いる。

 

という一言に尽きます。

これまで、ひたすら現在完了についてお話してきましたのでここで反対に、過去形についても確認しておきましょう。

 

 過去形を使って表せるのは基本的には過去の一点、ある時点における①動作、②状態、③習慣です。

従って、例えば”yesterday”や”last Sunday”など、過去の1点を表す語句と共に文が作られる場合が多いというわけです。

 

以下、それぞれの簡単な例文を見ておきましょう。

 

① She was very busy last Sunday.

(=彼女は先週の日曜日は、忙しかったです。)

 

② I met Mary at the station at five thirty yesterday.

(=私は、昨日の5時半に、駅でメアリーに会いました。)

 

③ I often went to the beach when I was a boy.

(=私は子供のころ、よくその海岸に行きました。)

 

どの文も、現在完了の文とは違って、過去から現在までつながりのある文にはなっていないということに気をつけて下さい。

 

以上で現在完了形についてのお話は終わります。

次回は、現在完了形に関連して、少し応用的な内容のお話をします。

誌上授業 第2回 ―現在完了―(1)

 前回に引き続き、誌上授業の第2回目をお送りします。

この誌上授業は簡単に言えばブログの上での授業ということです。

塾の授業、学校の授業の補助目的に使って頂ければと思います。

 

本授業のレベルとしては中学校の授業レベル~高校受験です。

高校受験における応用内容、発展内容は扱いますが高校内容の文法には基本的には触れません。

高校内容の文法についてはまた別の機会があれば触れたいと思いますが、中学内容の基礎からもう一度復習したいという高校生の皆さんには、ある程度は役立つ内容ではないかと思います。

 

各章、高校受験の応用内容については【応用】と記していますので、教科書内容の理解、定期テストに向けての学習の上ではこの【応用】の章は飛ばして頂いて構いません。

高校受験でも、特にハイレベルな高校を受験しようという人のみ、この【応用】の章を読んでもらえればよいのではないかと思います。

 

◆第1章:現在完了形とは

 

 第2回の誌上授業では現在完了形を扱います。

現在完了形は公立の中学校であれば中学3年生の1学期ほぼ丸々使って学習する大きな学習テーマですので、「何となく文の形だけは覚えてる!」という中学生も多いのではないかと思います。

 

 しかし、「現在完了形と過去形はどう違うの?」ですとか、「どういうときに現在完了形を使えばいいの?」ですとかまで、理解を深められている中学生の人は少ないのではないでしょうか。

 

 また、実はこの現在完了形については、高校英語を学習していく上での大きな『入り口』の役割をしている内容と言えます。

当授業ではまさにその入り口と、少し高校英語の分野に入るくらいのところまで、お話できればと考えています。

 

◆第2章:現在完了形の文が表すもの

 

 中学校の教科書レベルでも、現在完了形の文を習うと少なくとも3種類の意味(用法)を習うかと思います。

 

① 継続用法

② 経験用法

③ 完了用法

 

の3種類ですね。

習う順番は各教科書によって違いますが、3つどれも重要で、全て覚えておかないとなかなかテストででも点数が取れないものです。

ただ、これらに関しては中学生の皆さんもよく勉強しているようで、それぞれの用法の訳し方はよく覚えてくれているようです。

 

① 継続用法・・・「ずっと~している。」

② 経験用法・・・「~したことがある。」

③ 完了用法・・・「~してしまった。」

 

ですね。

こう見ると、それぞれの意味が全く違うのになぜ3つまとめて「現在完了形」と言えるのか、不思議に思う人もいるかもしれませんが、ここがまさに「現在完了形が表すものが何なのか」ということに関係してくるお話になります。

 

 さて、英語には現在完了形以外にも現在形、過去形、未来形といろいろな形があり、それぞれの文の書き方も全く違ってくるというお話は皆さんも知っているかと思います。

言うまでもなく現在の話は現在形、過去(昔)の話は過去形、未来の話は未来形で書くというのがこれらの3つの原則ですが、そこで

 

では、現在完了形っていつの話をしてることになるの?

 

という疑問がまず浮かぶのではないでしょうか。

これについては図で確認してもらうのが最も分かりやすいかと思います。

 

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 これは私が中学3年生の人に現在完了形を解説するときにいつも用いる図です。

(人によっては「またこれか(笑)」と思う人もいるでしょう。)

 

 中学3年生の段階で学習してきた過去形、現在形、未来形を数直線のようにまとめた上で、現在完了形がどこを表すのか、というのを図中に書き込んだものです。

もちろん、この図では左端が一番過去(昔)で、右端が一番未来ということになります。

つまり、左から右に時間が経過してくものと考えて下さい。

 

 こう見ると、これまでに学習した過去形、現在形、未来形という形はそれぞれ過去の一点、現在の一点、未来の一点のみしか表せないということが分かってもらえるかと思います。(各黒丸のことですね。)

 

それでは、この3点を表す文だけで日常会話は成り立つでしょうか?

結論から言うと”No”ですね。

 

例えば

 

「オレ、2年間サッカー部に入ってるねん。」

 

「クミちゃんは去年からピアノを練習してるねん。」

 

などと言うような文ですね。(相変わらず関西弁の口語表現ですみません。)

 

これらの文ですと、先の文であれば文意から考えると2年前にサッカー部に入って、去年も部活をやっていたということになりますね。

「2年前にサッカー部に入部した」という話も、「去年も部活をやっていた」という話も当然、過去のお話ですね。

これだけであれば過去のお話だけですので、過去形で文を表せそうではあります。

 

 しかし先の例文においてはどうやら過去の話だけでなく、「今も部活を続けている」という意味も同時に含んでいるようですね。

「2年前にサッカー部に入部し」て、「去年も部活をやってい」て、「今も部活を続けている」となると、過去の話も現在の話もどちらも混ざっているということになりそうです。

こうした文を1つの文できれいに書こうとすると、もちろん過去形では書けませんし現在形で書くことも難しくなってきます。

(接続詞を用いる書き方等はここでは省略します。)

 

 現在完了形を使えば、まさにこの「『2年前にサッカー部に入部し』て、『去年も部活をやってい』て、『今も部活を続けている』」という文をきれいに作ることができます。

現在完了は過去から現在までの時間の幅を表すことが出来る文法であると言えます。

 

 同様に、2つ目の文についても「『去年からピアノを練習し』始めて、今年に入ってもピアノの練習を続けていて、今も続けている。」という意味になります。

これも言うまでもなく、「過去から現在までの時間の幅」がある文であるということになりますので現在完了で表すことが出来る文であると言えます。

 

 つまり、

 

現在完了の文は「昔も、今も、同じ状態である。 / 同じ動作が続いている。」という内容の文を表すときに用いる文法であるということです。

 

逆に、「単に今(現在)だけの話」や、「単なる過去の話」を表すときには使えません。

例えば

 

私は昨日、カレーを食べました。

 

という文は現在完了形を使って表すことはできません。

 

以上、現在完了形を使って表すことが出来る文 / 出来ない文があるということを理解して頂ければと思います。

 

◆第3章:現在完了形の文の形式

 

現在完了の文の形式も、皆さんよく覚えてくれています。

 

have + 過去分詞!

 

と皆さん、自信を持って答えてくれます。

これについてはまったくもって間違いではありません、まさにこれが正解です。

その他、気をつける表現、よく使う表現については次章で紹介しますので、ここでは基本的な現在完了形の文の形式を確認しておこうと思います。

 

それでは例文として、前章の日本語文2つを見ておきましょう。

まずはコテコテの関西弁の文を標準語になおしてから、英語を考えてみましょう。

 

①「オレ、2年間サッカー部に入ってるねん。」→「私は2年間、サッカー部に所属しています。」

 

I have been in the soccer club for two years.

 

「所属する」という意味の一般動詞もあるのですが、今回はbe動詞を使って表しました。

しっかりと「have + 過去分詞」という形になっていますね。

ちなみにbe動詞の過去分詞はbeenです。

もう一度、be動詞の活用を確認しておくと

 

原形・・・be

現在形・・・am, are, is

過去形・・・was, were

過去分詞・・・been

 

ですね。

 

「2年間」と言う表現は”for two years”という表現を使います、こうした表現については次回お話します。

 

②「クミちゃんは去年からピアノを練習してるねん。」→「クミは、去年からピアノを練習しています。」

 

Kumi has practiced the piano since last year.

 

クミちゃんの話ですので、文の最初はKumiから書き始めます。

そうすると、Kumiは三単現にあたる主語ですのでこの場合、have+過去分詞の中のhaveがhasになります。

また、「去年から」という表現を”since last year”としました。

これについても同様に、次回お話します。

 

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