時間をかける努力(2)
前回の続きです、もう少しイチロー選手について語ります(笑)
これはイチロー選手の言葉ではありませんが、高校生時代のイチロー選手のエピソードとしてこうしたものが残っています。
『・・・当時、寮には幽霊が出るとウワサされましたが、それは夜中にこっそり練習するイチロー選手の姿でした。
イチロー選手いわく、「自分ではそれがふつうだったんです。練習できないよりは精神的にずっと楽でしたから」』
高校野球の名門、愛知工業大学名電高等学校(愛工大名電高)に進学し、寮生活を送ることとなった高校生のイチローですが、
高校時代は夜中までバットを振って素振りをしていたというエピソードがあります。
ここから私たちが学ぶことの出来ることとしては、次のようなことが言えると思います。
③:『努力』は継続することで『習慣』にできるということ。
・・・イチロー選手であっても最初は夜中まで練習するということは大変なことであったのだろうと思います。
しかし『自分ではそれがふつうだったんです。』という言葉にもあるように、それを続けるうちに、いつしかそれが「普通のこと」、「習慣」に変わっていったのではないかということです。
「継続は力なり」という言葉があるように、最初はしんどいことでも続けることによって、大きな成果を得られるということですね。
もちろん、「三日坊主」とも言うように、「継続」と言ってもかんたんなことではありません。
そこには「継続」が出来るだけの強い精神力が必要になってきますが、これについても果たして何がイチロー選手の強い精神力を支えてきたのか。これは後日、お話します。
④:『努力』は人に見せたり、自慢することではないということ。
・・・別にこれは皆さんに対して「自慢してはいけないよ。」というお話ではありません。
「オレ、めっちゃ勉強したで(ドヤァ」、「あたし、こんなに問題解いた(ドヤ顔」と自慢してもらうのは大いに結構です。
但し、気をつけることとしては「能ある鷹は爪を隠す」ということです。
すなわち、他の人は自分より多くの努力をしていたとしても、もしかするとそれを口にはしない可能性があるということです。
みなさんの周りにもいませんか?「ぼく / わたし、全く勉強してないわー。」という子で、ふたを開けてみればものすごく良い点数を取っているというような子です。
まさにそういう人は、「能ある鷹は爪を隠」しているわけですね。
つまり、周りの人は自分が思っている以上に努力しているんですよ?ということです。
次回に続きます。
引用元: