プログレス個別教室

兵庫県の西宮市に2教室を展開する個別指導塾プログレスのブログです。

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10月は中間テストですね。

夏休みも終わり2学期が始まりました。

そして、あっという間に中間テストが始まります。

今日はあと一ヶ月後に迫ったテストまでにしておくべきことをお話したいと思います。

 

まずは、学校ワーク!

いつも言ってますが、これは早め早めに終わらせましょう。

テスト2週間前から10日前までにが目安です。

できるだけ毎日、コツコツと仕上げていきましょう。

そして、1週間前には塾で質問できる状態にしておくのがベストです。

 

あとは、英語の単語と本文の暗記ですね。

「テスト前に覚えるほうが無駄がなくていいや。」と思わない!

一度覚えてしまって、テスト前には忘れているところ(必ず忘れます!)の確認だけですむように、今から暗記しておきましょう。

 

テスト前にはやることがたくさんあります。

暗記は前もって、余裕を持ってが原則です。

まだ一ヶ月あるではなくもう一ヶ月しかないと思っておいてくださいね。

自学自習、テスト勉強で気をつけること(1)

成績アップ、あるいは志望校合格のためには、塾で勉強するだけでは残念ながら学習時間は不十分です。

こうした目標の実現にはおうちで、あるいは塾ででも授業時間外に「自習をする」時間を確保するということが必要不可欠です。

 

 今回は、特に中学生、高校生の皆さんが自学自習(テスト勉強を含む)上での注意点や、「実際にどのように自学自習に取り組めばよいのか。」というお話です。

全部で5つの注意点を、毎回少しずつお話します。

 

注意点1:ただ机に座っているだけの自習にはしない。

・・・よく、「塾に自習に来てくださいね。」、「塾に自習しに来なさいね。」と申し上げると、来てくれるのは良いのですが、ほとんど机に座っているだけで何もしていない人がたまにいます。

別に「座禅の修行をしましょうね。」ということであれば、座禅を組んで瞑想しているだけで良いのかもしれませんが、自習とは勉強をすることです。

 

勉強は、実際に鉛筆、ペンを持って手を動かさなければ勉強になりません。

せっかくがんばって自習をする、自習に来るのであれば、「今日はこれをやるために行こう!」、「今日は必ずこれを仕上げるんだ!」というように『その日、何をするのか。』を自分で考えてから来るようにして下さい。

 

注意点2:「何時までやるか。」ではなくて「今日、何をやるか。」、「どの科目を、どこまでやるか。」で考える。

・・・上のお話の続きですが、実際に自習をする際には、ダラダラとやるのはあまりオススメできません。

また、自習をしている生徒の中には、「何時まで自習をする!」という風に時間を決めてやっている人もよく見かけますが、私はこれはオススメしません。

 

時間が無限にあればそれでも良いのかもしれませんが、皆さんはもちろん勉強やその他様々なことで「期限」が決められているはずです。

その「期限」と言うのは、言うまでもなく、「いつまでに、何が出来ていないといけない。」ということを指しています。

従って、時間だけをいたずらに潰しているだけではもちろん「出来ていないといけない。」ということまでクリアできないため、それでは自習ではなく「勉強した気分になっているだけ。」ということになります。

つまり、ダラダラやって、未完成のまま期限を迎えてしまうことももちろん出来ますが、それは他の人からは全く評価されないことになるということです。

 

「評価されない」というのは、学校生活で言えば通知表の評価を決める上で全く点数が付けられない、通知表に点数が付けられないと内申点が上がらない、内申点が上がらないと最終的には高校に進学できないということになります。

 

 従って、自習をする上ではとりあえず一定の時間までやっていれば良いという考え方よりも、「このページまで、この問題までやる!」という風に決めたほうが良いのではないかと思います。

(もちろん、あまりにもレベルの低い目標は立てないで下さい。「今日は単語を1つだけ覚える!」や、「今日は方程式を1つだけ解く!」などは立派な目標とは言えません。)

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作文の宿題はサクッとすませよう!(3)

前回の記事の続き、今回で作文についてのお話はおわりです。

 

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今回はいわゆる税の作文について。

こちらも国税庁主催の「税についての作文」、「税に関する作文」というやつですね。

これについても兵庫県の中学校で夏休みの宿題としてよく課されるようです。

 

税の作文(中学生・高校生) | 税の学習コーナー|国税庁

 

将来どんな職業に就くにしても、あるいは仕事に就かなくとも(笑)税制については一般知識としてしっかり身につけておきたいものです。

 

日本だけでも、税が課せられるものは様々あり、またどのように税額が決定されるのかということも様々です。なかなか全てを覚えるのは難しいですが、あれこれ調べてみると面白いですよ。

 

また、世界の様々な国、あるいは歴史的にもいろいろな税制度が存在します。

中には考えられないような税制度も存在し、それはそれで調べれば調べるほど興味をひかれるものもあるでしょう。

 

単純に、「お金」に直結する問題ですので皆さんも気になるところですよね(笑)

前回と同じように、様々な論点、観点をご紹介します。この中で面白そうなものがあれば自分で調べてみてください。

 

  • 消費税について

・2014年4月から、消費税が5%から8%になり、更には将来的に10%に引き上げられる予定もある。それには賛成か反対か。

→消費税が増えるとどうなるのか、国はどうなる?また、私たちのような物を買う側は?

→消費税はかつては3%、その後に5%ととなり現在は8%、歴史として税率を上げるとどうなった?

→じゃあ逆に消費税が無くなってしまうとどうなると思う?何か困ることにならない?

→お金持ちの人が豪華なものを買うときも8%、中学生の皆さんがお菓子を買うときも8%、消費税は果たして平等な税と言える?

→消費税率がものすごく高い国もなかにはあるけど、あれはどうなっているの?

→そういう国も日本と同じように買うもの何にでも消費税がかかるの?

→そういう国はものすごく高い消費税を取って何に使っているの?

→新聞や本、インターネットで、調べてみても良い。

 

  • 税金全体について

・税金は何に使われるもの?何に役立っている?

→税金を払わなくて良いならどう思う?またどうなると思う?

→実際に税金を払わないと、どうなってしまう?

 

・皆さんの学校にも税金が使われているんじゃないかな?教科書や、最近新しくなった体育館や校舎。

→学校の先生に聞いてみてもいいんじゃないかな?

 

・皆さんは税金を何に使って欲しいと思う?

→病気が早く、確実に治る医療?苦くないお薬?綺麗な病院?

→学校にクーラーがほしい?

地震、洪水などの災害で苦しんでいる人たちのため?

→田舎のお年寄りのための道路や施設?

→外国に役立てて欲しい?

 

・日本の税制度、世界の税制度

→日本にはどんなもの、人に税金が課せられているの?

→税はある程度公平でないといけないけど、『公平』ってどういうこと?どうやって『公平』にできるの?

→たとえば、ものすごいお金持ちの人はどれくらいの税金を払うの?どれくらい払うか、どうやって決まるの?

→世界で活躍する人たち(イチロー選手や、海外で働いているお父さん)はどこに税金を払うの?

→世界のいろいろな国の税制度は日本と同じ?違う?

→国によって支払う税金の額が違うと、何が起こる?ズルいことを考える人もいるんじゃない?そういうズルいことをやっている人はどうなる?ズルいことも許されちゃう?

→最近でも「タックス・ヘイブン(Tax haven)」という言葉が話題になった、これはなんだろうか?

 

・税金の歴史

→税金、というか税はいつの時代からある?

→今の時代は税金はお金で払うものだが、昔は何で、どうやって払っていた?

→歴史の教科書を開いてみよう。

 

・その他、学校から税についての資料をもらっている人はそれも参考にしてみましょう。

作文の宿題はサクッとすませよう!(2)

前回の記事の続きです。

 

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兵庫県の中学校でよく出される作文課題の中でも、今回は人権作文についてのお話です。

 

法務省:全国中学生人権作文コンテスト

 

人権作文とは、法務省主催の全国中学生人権作文コンテストというやつですね。

兵庫県の中学校、とりわけ明石市、西宮市の中学校では夏休みの宿題としてよく課されるようです。

 

こんにちのネット時代、率直に申してしまえばこうした作文についても、「何を、どう書けばよいか。」ということがかなり踏み込んだところまで掲載されているところもあります。(どういうことか、これ以上は申しません(笑))

 

ウチの塾としては、そういう部分まで中学生の皆さんに情報を提供することはありませんが、作文の題材や内容を練っていく上での様々なヒントは毎年、提供しています(いわゆるブレインストーミングというやつですね)。

 

以下に挙げるヒントについても、「必ずこのテーマで書け!」ということではなく、「このテーマの中で自分で考えやすいものがあれば自分で考えて作文を書いてみてくださいね。」というものです。

従って何か特定の決まった答えがあり、それを提供するということではありませんのでその点のみ誤解無きようお願いします(笑)。

 

  • 子供の人権問題

・子供から子供に対する人権問題、例えばいじめ問題

→自分の周りにいじめは無い?

→自分がいじめられたこと、またいじめる側になってしまったことは無い?

→その時、どうおもった?

→もし、自分がいじめられる側になってしまったらどう思う?

 

・大人から子供に対する人権問題、例えば行き過ぎた体罰

→かつて、大阪の学校では行き過ぎた体罰が問題になった。図書館やインターネットを使って調べてみよう。

→部活の先生は、試合で勝つためにはどんなに苦しい仕打ちをやっても良い?

→部活では本当は何を学ばなければならない?勝つこと?楽しむこと?

→自分がされたらどう思う?またもし自分の部活の先生が行き過ぎた体罰を加えたとき、自分ならどうする?

 

・大人から子供に対する人権問題、例えば親から子への虐待

→単に暴力を振るうだけでなく、どういう行動が子供の虐待になるか。

→ペットを飼っている人は、ペットの世話などに置き換えて考えても良い。

→虐待が起こらないようにどうするのが良い?自分なら何が出来る?

 

  • 戦争と人権問題

・沖縄に修学旅行に行く人、行った人はそれとの関連性

沖縄戦と他の土地での戦争の違い、それは軍人ではない一般人が直接、戦闘に巻き込まれたこと。

 

・長崎、広島に修学旅行に行く人、行った人はそれとの関連性

→アメリカは今でも「原爆の使用は戦争を早く終わらせるために必要だった。」という考え方を取っている、それについてどう思うか。

 

・実際に戦争に行った老人の体験談

→おじいさん、おじさんなどでかつて戦争に行っていた人の話を聞いたことがある人は、それについてどう思ったか考えてみよう。

 

・事実としての戦争

→戦争自体はいけないことであるが、事実として、当時の私たちの祖先はこの国を、将来産まれてくる私たちの為に戦ったとも言える。

 

・人権という観点からの戦争

→戦争はもちろんいけないことであるが、それを人権という視点から考えてみよう。

一般人の巻き込まれる戦争について、どう思うか。

 

  • 男女差別

女性差別について

女性差別は存在する?たとえば?

女性差別はどうやったら解決できる?

女性差別を解決するための行き過ぎた行動が、逆に男性を差別する結果にならないか?

 

  • 新しい人権について

・環境権

→環境権って何?調べてみよう。

・知る権利

→知る権って何?調べてみよう。

→赤ちゃんの出生前診断(性別や、障害を持って生まれてこないかどうかを判断する)

出生前診断をやる必要性は?なんでやるのか?

・プライバシーの権利

→プライバシーの権利って何?調べてみよう。

→個人情報とネット社会での権利

 

  • 犯罪者の人権、被害者の人権

裁判員制度について

裁判員制度とはなにか?どうやるもの?

→実際に裁判員が判決を出す事件はどういうもの?

→なんで裁判員制度が必要なの?

 

・死刑制度について

→死刑制度はほんとうに必要?

→アメリカの多くの州や、海外ではすでに廃止されている。どっちが良い?

→死刑制度が必要な理由は、何があるだろう?

→現在の死刑制度の問題点はなんだろう?

 

・冤罪(えんざい)について

→冤罪とはなんだろう。

→どういう裁判、ケースで冤罪が起こる。起こりやすい。

→冤罪によって起こる問題では何が問題になるのか?

 

以上、作文を考える上での題材、ヒントです。

その他には、外国人差別、障害を持つ人の人権、選挙における一票の格差問題など、いろいろ書けそうな点はありますね。

 

次回は、税の作文について少しご紹介します。

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作文の宿題はサクッとすませよう!(1)

夏休みには、中学生の皆さんにとっては面倒くさい宿題も出ますよね。

特に作文がそれに当てはまると思います。

さすがに塾の先生が代わりに作文を書いてあげることは出来ませんが、何を書けばよいのかが全く思いつかない人のために、

いくつかよくあるテーマ、書きやすいテーマを考えてあげる事ぐらいはできます。

 

そうした話を参考にしながら、「自分はどう思うか。」、「自分の考えはどういうことか。」を書いていけばコンクールで入賞できるような大それた作文は書けなくとも、最低限の作文は書けると思います。

 

こういう作文などの宿題は面倒だからといって後回しにしてしまいがちですが、下のテーマを参考にしながらさっさと終わらせてしまうと気が楽ですし、

時間の余裕ができた分を課題テストに向けての勉強に回すことができますので、そのつもりで参考になればと思います。(『とっくに書き終わっているよ!』という子はエライ!)

 

・作文の書き方について

き‐しょう‐てん‐けつ【起承転結】

 

漢詩、特に絶句の構成法。第1句の起句で詩意を言い起こし、第2句の承句でそれを受け、第3句の転句で素材を転じて発展させ、第4句の結句で全体を結ぶ。起承転合。


物事の順序や、組み立て。

 

出典:

小学館 デジタル大辞泉

起承転結という四字熟語がありますが、これが最も一般的な書き方です。

起の段落、承の段落、転の段落、結の段落というふうに段落を4つに分けて書きます。

 

『起』とは、きっかけです。なんでそのテーマを選んだか、なぜそのテーマに興味を持ったかを書くのが一番書きやすいと思います。ここはあまり長く書かなくても良いです。

 

『承』は、きっかけの続きのお話です。

自分の実体験などはここに詳しく書くと良いと思います。

以前、こういう話を聞いた。やかつて自分がこう経験した。などです。

 

『転』は、『承』に書いた自分の経験から自分はどう思ったか、どう感じたかを書くと良いと思います。『承』に書いた経験をして、どのように成長したかを書くのも良いです。

(本来、『転』では『起』や『承』とは違った展開を書くというのが正しいのですが、これは中学生の皆さんにはかなり難しいお話ですので、簡単に書くのであれば『転』は『承』の続きとして書くのが良いかと思います。)

 

『結』は、結論の結です。『転』に書いた内容を踏まえて、自分はこれからどうしたいのか、どういうふうに生きたいか、どういうふうな人間になりたいか等を書けばよいでしょう。

 

以上の四段落に分けて書くと、書きやすいと思います。

次回は、兵庫県の小学校、中学校でよく出される作文課題に関する様々なテーマ、題材をいくつかご紹介します。

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プログレス個別教室のブログをはじめました。

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